2025.07.10更新

ホワイトニングの適切な頻度とは?効果を長持ちさせるケア方法も解説

「歯の白さをキープしたい!」と考えている人も多いと思います。
そこで、知っておきたいのが、「ホワイトニングの適切な頻度」や「効果を長持ちさせるケア方法」についてです。
ホワイトニングを考えているのなら、ぜひチェックしておきましょう。

 

ホワイトニングとは歯を白くすること

まず、理解しておきたいのが「ホワイトニングとは何か?」についてです。
ご存知の方も多いと思いますが、簡単に言えば、ホワイトニングとは歯を白くする施術のことです。
「そんなの知っているよ!」という声が聞こえてきそうですが、ホワイトニングは、皆さんが想像しているよりも幅広い意味で使われているのです。
ホワイトニングは、大きく分けると2つの方法に分類されており、1つは歯科医師などの専門家が行う「オフィスホワイトニング」になります。
もう1つは、家庭で行う「ホームホワイトニング」です。

 

効果を実感するまでの通院回数について

ホワイトニングについて簡単に解説しましたが、次に気になるのが、ホワイトニングの効果を感じるまでの回数や期間についてです。
オフィスホワイトニングとホームホワイトニングでは、効果を感じるまでの回数や期間に違いがあります。

オフィスホワイトニングの場合、希望する歯の白さにするために必要な通院回数は、1回~3回程度が一般的です。
歯科医院では、薬剤を塗布して、光などを照射することで、ホワイトニングを行います。
ホームホワイトニングと比較すると、効果を感じるまでの期間が短く、即効性を求める人に向いていると言えるでしょう。

は、歯科医院で製作したマウスピースと薬剤を使用しますが、薬剤については、歯科医院で使用するものと異なり、安全面から低濃度のものを使用します。
そのため、オフィスホワイトニングと比較すると、効果を感じるまでに時間がかかるのが特徴です。
効果を感じるまでには、個人差がありますが、3週間から1か月程度かかるのが一般的となっています。

 

効果が持続する期間について

ホワイトニングの効果を感じるまでの期間について解説しました。
その他で知っておきたいのが、ホワイトニング効果が持続する期間についてです。
効果が持続する期間も、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングでは異なります。

オフィスホワイトニングの場合、効果が持続する期間は、3~6か月程度です。
また、ホームホワイトニングの場合は、6か月~1年程度となっています。
つまり、オフィスホワイトニングは、即効性に期待することができるが、その分効果が持続する期間がホームホワイトニングよりも短いのです。
それから、ホームホワイトニングは、オフィスホワイトニングよりも効果を感じるまでに時間がかかるものの、オフィスホワイトニングよりも長い期間持続するということになります。

 

適切な頻度について

ホワイトニングの適切な頻度についてですが、適切な頻度は、半年に1回、もしくは1年に1回程度の頻度が適切と言えるでしょう。
もちろん、個人差がありますので、ホワイトニングの適切な頻度については、歯科医師に相談するのがおすすめです。

 

ホワイトニングのしすぎは歯に大きなダメージを与えてしまう可能性がある

ホワイトニングによって、理想の歯の白さを手に入れることができると、うれしくなって、短い期間で、ホワイトニングを繰り返してしまう人もいるようです。
しかし、注意しなければいけないことがあります。
それは、「頻繁にホワイトニングを行うと、エナメル質が薄くなり、知覚過敏や痛みを引き起こす可能性があります。
とくに、痛みが伴う場合があるので、十分な注意が必要となります。
歯科医師に相談しながら、ホワイトニングを行う頻度を決めるのがよいでしょう。

 

効果を長持ちさせるためのケア方法

ホワイトニング効果を長持ちさせるためには、次のようなケア方法を意識しておくのがおすすめです。

●食べ物や飲み物に注意する
着色しやすいもの、例えばカレーやコーヒー、赤ワインなどのものです。
着色しやすいものばかりを取り入れていると、歯に着色して汚れが目立ってしまう場合があるので、注意しておきましょう。

●セルフケアをしっかりと行う
ホワイトニング効果を長持ちさせるためには、歯磨き等のセルフケアもしっかりと行うことが大切です。

●定期的に歯科医院に通う
それから、定期的に歯科医院に通うのもおすすめ。
セルフケアだけでは、取り除くことができない汚れもあります。
ですから、歯科医院で定期的にチェックを行うとよいでしょう。

 

まとめ

ホワイトニングには、オフィスホワイトニングとホームホワイトニングがあり、即効性や効果の持続期間などに違いがあります。
また、ホワイトニングのしすぎは、歯に大きなダメージを与えてしまう可能性があるため、歯科医院で相談しながら行うのがよいでしょう。
効果を長持ちさせるには、食生活やセルフケアに注意すること、定期的に歯科医院に通うことが大切です。

 

投稿者: 西本歯科医院