2020.07.13更新

マウスピース矯正って?

マウスピース矯正をすることによって得られる、様々な効果をご存知ですか?

歯並びや噛み合わせを治す治療方法の中でも、とても人気があるマウスピース矯正。薄くて透明なマウスピース(アライナー)を装着して、少しづつ歯を動かしていく治療方法です。昔から行われているワイヤー矯正と違って目立ちにくく、自分で取り外しが出来て快適です。

それでは、マウスピース矯正をするとどんな効果が得られるのでしょうか?

今回は矯正治療をすることによって得られる一般的な効果はもちろん、「小顔になる」などの意外な効果まで、詳しく解説していきます。

 

マウスピース矯正で得られる効果

一般的な矯正の効果について、具体的にご紹介します。

○見た目が綺麗になる

笑った時に見える歯は、お顔の印象に大きな影響を与えます。マウスピース矯正で美しい歯並びになると、笑顔に自信が持てます。
また歯列矯正をすると、口元のバランスや横顔のラインも同時に整います。美容効果も期待できるかもしれませんね。

 

○食べ物が噛みやすくなる

歯並びの見た目だけでなく、噛み合わせも治療します。しっかりと噛んで食事ができるようになります。

 

○虫歯になりにくくなる

歯並びが良くなると、歯磨きがしやすいです。お口の中を清潔に保ちやすくなるので、虫歯や歯周病になりにくいです。

 

○歯ぎしりや食いしばりが改善されることがある

歯ぎしりの原因は色々ありますが、噛み合わせが悪いことによって歯ぎしりをしてしまうケースがあります。この場合は歯並びを治すことによって、症状が改善されることがあります。


ちなみに、歯ぎしりや食いしばりを続けていると

  • 歯がすり減ったり割れたりする
  • 知覚過敏になりやすくなる
  • 顎関節症の原因になる
  • 歯周病が悪化する(歯と歯を支えている骨に悪影響を及ぼすことにより、歯周病が悪化します)


などの症状が出ることがあります。歯ぎしり治療用のマウスピースを歯科医院で作成できますので、気になる方は歯科医に相談してみましょう。

 

マウスピース矯正にはこんな意外な効果も!

マウスピース矯正の意外な効果について、ご紹介します。

○エラの張りが改善されて小顔になる

顔の大きさに影響を与える要因の一つに、エラの張りがあります。エラが張っていると、顔が大きく見えてしまうもの。実は、歯並びや噛み合わせが悪いと、食事の際に口周りに余計な力がかかるので、エラに必要以上の筋肉がついてしまうことがあります。普段からお口周りの筋肉である咬筋を、筋トレしているようなもので、どんどん発達して大きくなってしまうのです。

こういった原因でエラが張っている場合は、マウスピース矯正によって歯並びを改善すると、美容整形を行わなくても小顔になれることがあります。もちろん、骨格が大きいためエラが張っているケースでは、矯正しても小顔効果は得られません。しかし、歯列矯正によってある程度は小顔になるケースもあります。気になる方は、一度カウンセリングを受けてみましょう。

○顔のゆがみが改善される

歯並びや噛み合わせが良くなると、顎の形も整いますので、お顔全体のゆがみの改善につながります。お顔が左右対称でない、目や眉毛の位置が違うなど、ゆがみが気になっている方は、歯列矯正を検討してみましょう。

○ダイエット効果

噛み合わせが良くなると、正しい咀嚼ができるようになります。良く噛んで食べるので、満腹中枢が刺激され、少ない量でもお腹がいっぱいになるのです。反対に、よく噛まずに飲み込むように早食いしていると、お腹がいっぱいだと感じるまでに時間がかかります。その結果、食べ過ぎになり太りやすくなります。

さらに、マウスピース矯正の治療期間中は、取り外して食事をするので自然と食事が規則的になり、間食の回数も減る傾向にあります。
そのため、ダイエット効果があると言えるかもしれません。

○体の健康につながる

噛み合わせが悪いと、食事をうまく噛み砕くことができません。大きいままの食材を飲み込んでいると、胃腸に負担がかかってしまい消化不良などを起こすケースがあります。矯正で歯並びを治せば、胃腸をはじめとした体の健康につながります。

○頭痛や肩こりなどが改善される

噛み合わせが悪いと、食事をしたり顎を開閉するたびに顎に負担がかかります。この状態が続くとお口周りの筋肉が硬直してしまい、痛みなどの不調が出ることも。
この不調が、やがて顎に比較的近い肩や首、頭などに影響を及ぼしていきます。その結果、頭痛、肩こり、耳鳴り、めまい、腰痛、生理痛、不眠症など様々な不調が出てしまうことがあるのです。このような症状がある場合は、普段からなるべく左右の歯をバランスよく使うようにしたり、お口周りのマッサージしたりするようにしましょう。ただ、歯列矯正を行い根本的な原因を取り除かなければ、症状が緩和されないというケースもあります。頭痛や肩こりなどの症状でお悩みの方は、一度矯正歯科で相談してみてもいいかもしれません。

○自分に自信が持てる

歯列矯正を行い綺麗な歯並びになると、自分の笑顔に自信が持てるようになります。
透明で目立ちにくいマウスピース矯正なら、矯正期間中でも自信を持って笑うことができるのがメリットです。

 

まとめ

今回は、マウスピース矯正で得られる効果についてご紹介していきました。歯列矯正をすれば、ご紹介した効果がすべて現れるというわけではありませんが、気になる点が改善される可能性はあります。

マウスピース矯正にご興味を持たれた方は、一度歯科医院で相談をしてみてはいかがでしょうか。

投稿者: 西本歯科医院

2020.06.22更新

マウスピースは、歯列矯正、矯正治療終了後の後戻りを防ぐリテーナー、スポーツをする時の保護、歯ぎしりから歯を守るためなど、さまざまな用途で使われています。このようなマウスピースは、実はとても汚れやすいんです。お手入れを怠ると細菌が繁殖してしまうことも!

そこで今回は、マウスピースが汚れる原因や、正しいお手入れ方法について解説していきます。

 

マウスピースが汚れる原因

まずは、マウスピースが汚れてしまう原因について知っておきましょう。
マウスピースが汚れる主な理由は、食事とタバコです。

私たちは毎日、食事をしたり飲み物を飲んだりしています。食後の食べ残しが残ったままマウスピースを装着していると、マウスピースは汚れます。そのため、食後は必ず歯磨きをしてからマウスピースを装着しましょう。

また、コーヒー、紅茶、ウーロン茶、赤ワインなどの色の濃い飲み物はマウスピースの着色の原因となりやすいです。

さらに、タバコを吸う方は要注意。ニコチンやタールなどの化学物資により、マウスピースが変色してしまいます。さらに、タバコがマウスピース素材に悪影響を及ぼしてしまうことも。そのため、マウスピースを装着したままタバコを吸うのは避けてください。

 

お手入れが必要な理由

汚れたマウスピースを装着していると、お口の中の細菌(虫歯菌や歯周病菌など)がどんどん繁殖してしまいます。そうすると、虫歯や歯周病のリスクが高くなります。

また、カビの一種や匂いの原因菌が繁殖し、病気や口臭の原因になることも。そうならないように、マウスピースのお手入れが必要なのです。

 

マウスピースのお手入れ方法

マウスピースの具体的なお手入れ方法について、ご紹介していきます。

○水道水で洗う
一番手軽で簡単なお手入れ方法です。指で優しくこすりながら、水道水で洗いましょう。

「柔らかい歯ブラシ」を使ってマウスピースを磨いてもいいですが、「研磨剤入りの歯磨き粉」は使用しないでください。「研磨剤」をつけた歯ブラシで強く磨くと、マウスピースに傷がついてしまいます。目に見えないような細かい傷でもそこから雑菌が入り、汚れの温床になってしまうこともあります。

そのため、歯磨き粉を使う場合は、研磨剤なしの商品を使いましょう。食器を洗う中性洗剤でも代用できます。

マウスピースの種類によっては、歯ブラシを使用しない方がいいタイプもあるので歯医者で確認してみてください。

○市販の洗浄剤を使用する
マウスピース用の洗浄剤(矯正用リテーナー用、マウスガード用、入れ歯用)が、歯科医院やドラックストアなどで市販されていますので、こういった商品を使って洗浄する方法もあります。目に見えない汚れやニオイがすっきりと落とせ、除菌もできるおすすめの洗浄方法です。

普段は水洗いで、週に1回程度(または、匂いや汚れが気になったら)洗浄剤を使用してもいいですね。

マウスピース洗浄剤には「つけ置きタイプ」の商品と、「泡タイプ」の商品があります。

・つけ置きタイプの洗浄剤
水かぬるま湯に洗浄剤を一錠入れ溶かした後、そこにマウスピースを入れるだけで洗浄できる便利な商品です。つけ置き時間は商品によって違いますが、5~30分程度が多いようです。長くつけすぎるとマウスピースが劣化してしまうので、使用時間は必ず守りましょう。洗浄後は水でよくすすぎます。残った洗浄液は雑菌が繁殖しやすいため、使いまわしせずすぐに捨ててください。

・泡タイプの洗浄剤
泡やスプレータイプのマウスピース洗浄剤も販売されています。マウスピースに直接泡をプッシュし、約60~90秒後に水で洗うだけで汚れを落とすことができます。つけ置きタイプよりも洗浄時間が短く、コンパクトなボトルタイプなので外出先でも使いやすいのが特徴です。
ただ、つけ置きタイプの洗浄剤と違い泡がまんべんなく行き届きにくいため、隅々まで洗浄しにくいというデメリットがあります。

外出時は泡タイプ、週に一回はつけ置きタイプなどと、洗浄剤を併用してみてもいいですね。


○超音波洗浄機
メガネや貴金属などを洗浄する時によく使われる、超音波洗浄機もおすすめです。超音波によって水を振動させることにより、目に見えない微細な汚れまできれいに除去できます。洗浄液と組み合わせて使用することにより、より強力な汚れも落とせます。

値段は、小型のもので1000~10000円ほどと様々です。あまりにも安価な商品は汚れが落ちないことがあるので、購入の際は注意が必要です。

ちなみに歯科医院では、医療用超音波洗浄機を設置していることが多いです。診療の際に、マウスピース洗浄の相談をしてみてもいいかもしれませんね。

 

お手入れの注意点

お手入れの際に、これだけは守ってほしい注意点についてご紹介していきます。

○研磨剤の入った歯磨き粉で磨かない
○強い力でブラッシングをしない
○シリコンタイプのマウスピースは傷つきやすいので、なるべく歯ブラシを使わず指で洗う
○熱湯やお湯につけない(変形してしまうことがある)
○マウスピースによっては市販の洗浄剤を使うと変色・変形してしまうものがあるので、あらかじめ歯科医院で使用可能か確認しておく。

 

マウスピースの保管方法

いくらお手入れをしても、保管方法を間違ってしまうとマウスピースが傷んでしまうことがあります。保管方法もしっかり押さえておきましょう。

○洗った後はよく乾燥させる
マウスピースを洗浄後、ぬれれたままにしておくと細菌が繁殖しやすくなります。よく乾燥させてからケースの蓋を閉めるようにしましょう。
(ハードタイプのマウスピースの場合、水の中に入れて保管した方がいい商品もあります)

○専用ケースに入れて保管する
マウスピース用のケースに入れて保管すれば、変形・破損・紛失のリスクが下がります。
また、犬にマウスピースをかじられて破損してしまったという方がいらっしゃいますので、室内でペットを飼っていらっしゃる方は特に保管場所に気を付けてください。

○涼しい場所で保管する
マウスピースは熱に弱いものが多く、暑くなる場所に置いておくと変形してしまうことがあります。特に夏場は、涼しい場所(冷暗所、冷蔵庫など)に保管するとよいです。

 

まとめ

マウスピースのお手入れ方法について、解説していきました。マウスピースは毎日お口の中に入れるものなので、正しいお手入れ方法を守り、清潔に保っていきましょう。

投稿者: 西本歯科医院

2020.03.27更新

マウスピース矯正ってご存知ですか?以前は、歯並びや噛み合わせの矯正といえば「ワイヤー矯正」が主流でしたが、最近はマウスピースを装着する矯正方法が人気です。
「マウスピース矯正」についてや、矯正で予防できる口内や全身の病気についてご紹介してきます。

 

歯並びが悪くなる原因

歯並びは、なぜ悪くなってしまうのでしょうか?様々な理由がありますが、主に次の3つが原因だといわれています。

・遺伝や生まれつき
・舌癖などの悪い習慣
・歯が抜けたまま放置し、隣の歯が動いてしまった

 

マウスピース矯正によって予防できる病気と、その理由

○虫歯や歯周病
歯並びが悪いと歯磨きをする時にブラシが歯と歯の間に届きにくく、虫歯や歯周病の原因のプラーク(歯垢)を完全に取り除くことが難しいです。矯正で歯並びを整えると、結果的に虫歯や歯周病を予防できます。

歯並びを綺麗にする方法には「マウスピース矯正」の他にも「ワイヤー矯正」という方法があります。ワイヤー矯正は昔から行われていて難しい症例にも対応できる矯正方法です。しかし、歯にワイヤーとブラケットと呼ばれる器具を接着したままにするため、どうしても磨き残しが多くなりがちです。そのため矯正期間中に初期虫歯になってしまいやすい矯正方法です。

その点、マウスピース矯正であればご自身で取り外しができますので、歯磨きをしっかりと行うことができ、矯正治療中の虫歯のリスクが低い矯正治療といえるでしょう。

○口臭
歯並びが良いと、食べ物をよく噛むことができます。よく噛むことによって唾液の分泌量が増え、唾液の自浄作用によって口臭や、虫歯、歯周病の予防ができます。

○胃腸障害
歯並びが悪いと、食べた物をよく噛み砕くことができません。その結果、普段から食べ物をまる飲みしがちで胃腸に負担がかかってしまい、消化不良などの胃腸障害を起こしていることがあります。歯列矯正を行ってよく噛めるようになると、胃腸障害を予防できることがあります。

○顎関節症
上下の歯をかみ合わせる際に歯並びの悪い歯が邪魔になり、本来の顎関節の位置にスムーズに収まらないことがあります。そういった場合、噛むたびに顎関節にとても負担がかかっている状態です。歯列矯正を行うと、顎関節症を予防できる場合があります。

また、顎関節症や歯ぎしりなどの症状がある方は、専用のマウスピース(スプリント)による治療方法もあります。これはマウスピース矯正のように歯を動かすものではなく、歯を保護するためにマウスピースを就寝時装着する治療方法です。

○頭痛、肩こりなど
歯並びが悪いとかみ合わせも悪くなり、咬筋や首、肩の筋肉に負担がかかります。そのため頭痛、肩こり、めまいなどの症状が出る場合があります。歯並びを整えることにより、こういった症状を予防できる可能性があります。

歯並びが悪くなる原因マウスピース矯正とは?

ほぼ透明で目立ちにくいマウスピースを、一日に約20時間装着することによって歯に力をかけ、歯列を矯正するのがマウスピース矯正です。

歯列矯正の治療計画にのっとりマウスピースを数十個製作し、そのマウスピースを通常一か月に1~2回ずつ取り換えながら、徐々に歯を動かして矯正を行います。

○マウスピース矯正のメリット
まず、ワイヤー矯正よりも目立たない点がメリットです。透明なマウスピースを口にはめるだけですので、見た目が気になる方も安心です。また、ご自身で取り外しができますので、食事や歯磨きの時や、どうしてもマウスピースを外しておきたい時などは外すことができます。
さらに、ワイヤー矯正と違って治療中でも歯磨きがしやすいため、虫歯の発生リスクが低い点もメリットです。

マウスピース矯正のように目立たない矯正方法として、裏側(舌側)ワイヤー矯正という方法もあります。確かに見た目はよいのですが、舌側にブラケットとワイヤーがあるため当たってしまい、違和感が大きく口内炎が発症しやすい点がデメリットです。また、裏側ワイヤー矯正は技術的に難しく、治療期間は通常よりも長くなります。

○マウスピース矯正のデメリット
矯正できる症例が限られている点が、デメリットです。マウスピース矯正は、歯のがたつきが強い症例や、抜歯が必要になる症例などの歯並びには対応できないことがあります。
また、基本的に一日に17~20時間以上、マウスピースを装着していなければ矯正の効果が現れないといわれています。マウスピースはご自身で取り外せるので、違和感などからつい外してしまい装用時間が短くなってしまうケースがあるのですが、その場合は矯正治療がいつまでたっても終わらないということがあります。

○マウスピース矯正の費用
マウスピース矯正は、お口全体の歯列を矯正することもできますし、上下いずれかの一部分だけを矯正することもできます。そのため費用は様々です。上下いずれかの歯の一部を矯正する場合は40万円~、上下両方を矯正する場合は80万円~ですが、歯を動かす量が多いほど多数のマウスピースを作成する必要がありますので、費用もその分高額となります。

○マウスピース矯正の治療期間
マウスピース矯正は、部分的な矯正を行う場合や、上下の歯を全体的に矯正したい場合など様々な治療に対応できます。そのため、治療期間も患者さまごとに様々です。前歯だけの一部分の矯正を行う場合は、半年~一年ほどの矯正期間ですが、全体的な矯正を行う場合は1~3年ほどの治療期間です。
さらに、一日のマウスピースの装用時間が短い方は、治療期間が長くなってしまう傾向にあります。

歯並びが悪くなる原因

矯正によって歯並びが良くなると、見た目が良くなるだけでなく様々なメリットがあります。特に重度の歯周病は、全身に悪影響を及ぼすことが分かってきていますので予防が大切です。歯列矯正の中でも近年人気のマウスピース矯正、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか。

投稿者: 西本歯科医院

2020.01.29更新

あなたは、歯ぎしりをしたことがありますか?

症状の重さに個人差はありますが、歯ぎしりを行っている人は実はとても多いです。なんと、成人の約80%の人に歯ぎしりの所見がみられると指摘する歯科医もいるんです。

歯ぎしりを続けていると、歯が削れてしまったり、知覚過敏を起こしてしまったりといった悪影響があります。また、顎関節症、頭痛、肩こりなどの原因になることもあります。

今回は、歯ぎしりについて詳しくご紹介していきますので、ぜひ参考になさってください。

 

歯ぎしりの種類

歯ぎしりは、ブラキシズムと呼ぶこともあります。種類がいくつかあるので、ご紹介していきます。

1,歯のこすり合わせ(グラインディング)
上下の歯を、強い力で横方向に擦り合わせる一般的な歯ぎしりの症状です。「ギリギリ」と音がすることが多いです。

2,歯の噛みしめ(クレンチング)
歯を強い力で上下に食いしばる症状です。音がでない事が多く、歯ぎしりに気がつきにくいのが特徴です。

3,歯を鳴らす(タッピング)
上下の歯を「カチカチ」と打ち鳴らすようにする歯ぎしりです。珍しいタイプの歯ぎしりです。

※TCH
さらに、TCH(tooth contacting habit)というものもあります。日本語では「歯牙接触癖」といいます。
本来リラックスしている時には、口を閉じていても、歯は噛んでいない状態が正常です。上下の歯が噛み合うのは、会話や食事などの時だけです。

しかしTCHの場合、何もしていないときでも上下の歯が触れています。歯ぎしりほど強くはありませんが、長時間にわたって歯や歯の周辺に力をかけている状態なので、悪影響があると言われています。

 

歯ぎしりの原因

1,ストレス

人はストレスを感じると、歯ぎしりが多くなるといわれています。歯ぎしりをする人は、なるべくストレスを解消するようにしましょう。お風呂などで温まったり、口周りをマッサージするのもおすすめです。

2、歯の噛み合わせの悪さ
上下の歯の噛み合わせが悪いと、歯ぎしりの原因となることがあります。歯並びは、成長や老化、虫歯治療、歯周病などによって変化しています。噛み合わせが悪くなったかもと思ったら、歯医医院で相談してみましょう。

3,過度な集中
仕事や運動など何かの行為に過度に集中していると、知らず知らず歯を食いしばってしまう場合があります。日中に起こることが多いので、自分で歯を食いしばって居るなと思ったら口元をリラックスさせるように心がけてみましょう。

4,アルコールやタバコ
アルコールやタバコは睡眠の質を下げ、浅い眠りとなり、歯ぎしりをしやすい睡眠の状態を作ってしまいます。深酒や喫煙は、なるべく避けましょう。

5,子どもの歯ぎしり
子どもは睡眠のリズムがまだ整っていないため、大人よりも歯ぎしりをすることが多いと言われています。

また、歯の噛み合わせが悪いと歯ぎしりが起こる場合があるため、特に乳歯から永久歯の歯の生え変わりの時期に、子どもの歯ぎしりが増えます。成長ともに、自然と症状が改善されるケースが大半ですが、中には早急に治療が必要なケースもあります。ご心配でしたら、歯科医院で相談されるといいでしょう。

 

歯ぎしりのセルフチェック

睡眠中の歯ぎしりは、自分ではなかなか気づきにくいものですね。
そこで以下のチェックシートで、ご自身に歯ぎしりの疑いがないかどうかチェックしてみましょう。

□歯ぎしりをしていると、家族や友人などから指摘されたことがある

□歯がかなり擦り減っている

□歯科医院で「歯ぎしりをしていませんか?」と聞かれたことがある

□歯の詰め物やかぶせもの、仮歯などがよく取れる

□事故や怪我以外で、歯が割れたり欠けたりしたことがある

□集中している時などに、無意識のうちに歯を噛み締めている事がある

□歯の付け根の部分がくぼんでいたり、知覚過敏があったりする

□エラが張っている

□舌や頬の内側に、かみ跡ができている

□朝起きた時、顎や口周りに違和感や痛みを感じたことがある

□歯の位置が移動してきた

□下の歯の内側や、上あごの歯肉と骨が、盛り上がっているところがある

上記の項目に3つ以上当てはまった方は、歯ぎしりをしている可能性があるかもしれません。

 

歯ぎしりの悪影響

歯ぎしりを続けていると、様々な悪影響があります。

1,歯が擦り減る(歯ぎしりをしている方は、スパッと切ったように歯の上部が削れてしまうことが多いです)

2,歯のかぶせものや詰め物が、取れたり欠けたり割れたりする(セラミックの歯やインプラントが欠けたり、歯が割れたりすることもあります)

3,知覚過敏になる(歯に力がかかると、表面のエナメル質が剥がれてしまって、知覚過敏を起こすことがあります)

4,顎関節症の原因になる(歯ぎしりは、顎関節に負担をかけます)

5,肩こりや頭痛の原因になる(歯ぎしりで口周りに負荷がかかっていると、その周囲の首や肩、こめかみなどにも影響を及ぼすことがあります)

6,歯が移動したり、歯周病が悪化したりする(歯ぎしりは歯を支えている歯肉や骨にも影響をあたえます)

7,エラが張る(歯ぎしりをするとエラの周辺の筋肉に強い負荷がかかるため、筋肉や骨が発達してエラが張ることがあります。また、口の中の骨や歯肉が盛り上がることもあります。)

 

マウスピースで歯を守れる理由

様々な悪影響がある歯ぎしりですが、マウスピース(スプリント)で歯を守ることができます。就寝時に、マウスピースを装着すると歯への負担が軽減されます。

マウスピースを付けていれば、歯ぎしりをしても直接歯に負荷がかからないため、歯の削れや、詰め物の破損などを防げます。また、顎の関節に掛かる力が軽くなるため、顎関節症などを予防も可能です。

さらに、マウスピースを装着するとかみ合わせの位置が高くなりますので、顎の筋肉の緊張が解消される効果もあるのです。

市販のマウスピースも販売されていますが、歯科医院では歯型をとって、歯や顎の大きさに合ったオーダーメイドのマウスピースを作成してもらえます。ご自身に合っていない市販のマウスピースを装着すると、悪影響がでることもありますので、歯科医院でマウスピースの制作をおすすめいたします。

歯ぎしり用マウスピースを歯科医院で作る場合、健康保険が適用されますので費用はそこまで高価ではありません。歯型をとるだけで、痛みなく簡単にご自身に合ったマウスピースを制作することができますので、歯ぎしりが気になる方は早めに歯科医院で相談してみましょう。

投稿者: 西本歯科医院

2019.12.20更新

マウスピースには、インターネットやドラックストアなどで市販されているものがありますね。それでは、こういった市販のマウスピースには矯正の効果があるのでしょうか?今回は市販のマウスピースについてと、歯科医院でマウスピースを作るメリットについて解説していきます。

 

市販のマウスピースとは

一般的にドラッグストアやインターネットなどで販売されているマウスピースは、歯科医院で作ってもらうものよりも格安です。そのため気軽に購入しやすく興味を持っている方が多いかもしれません。

こういった市販のマウスピースは、お湯で温めて柔らかくなったところで口に入れ、噛むことによって、自分の歯に適合させるという商品が多いようです。基本的に形がある程度決まっていますので、すべての人のお口に合うものではないです。全く歯列に合わないという人もいますので、注意が必要な商品です。

これに対し、歯科医院で作るマウスピースはオーダーメイドです。どんな歯並びの方にも適合するワウスピースを作ることができます。

歯列がある程度整っている人で、スポーツなどで歯を食いしばる習慣があったり、歯ぎしりの習慣があるため、歯を守るためのマウスピースがほしいという場合には使用可能です。ただ、激しい運動をすると、外れやすいこともありますので歯科医院で作成してもらったほうが良いかもしれません。また、ホームホワイトニングをする際のマウスピースとして使用する事もできます。

市販されているマウスピースは、基本的に歯を動かすものではありません。そのため矯正の効果はありません。
市販のマウスピースをつけて「歯や顎に痛みが出た」「口が閉じられなくなった」「余計に歯並びが悪くなった」といった方もいるそうです。

マウスピース矯正を考えている方は、必ず歯科医院でマウスピースを作りましょう。

 

歯科医院で作るメリット

歯科医院でマウスピース矯正装置を作るメリットについて、具体的に解説していきます。

○専用機材による検査
歯科医院専用の機材を使い、検査を行うことができます。歯型の制作、レントゲン撮影、デジタルスキャン、光学スキャナなどの最新技術を用いて検査をしてもらえるため、精度の高いオーダーメイドのマウスピースを制作してもらうことができます。

○治療の過程や仕上がりを治療前に確認
マウスピース矯正メーカー独自のソフトウェア等を用い、専用のシステムで治療計画を立てていくことができます。治療開始から完了までの歯の移動計画や仕上がりを、コンピューター画面で事前に確認できることがあります。

○治療計画の修正
それぞれの患者様のお口の状態に合わせ、メーカーが出した治療計画を歯科医師が精査してくれます。場合によっては治療計画の修正を指示することも。こういったやり取りを繰り返し、練り上げた治療計画に基づいてマウスピースを制作してもらいます。

○マウスピース制作
独自に開発されたシステムで、マウスピースを制作します。コンピューターを使ってシュミレーションした歯の動きに合わせて制作した、数十個ほどのマウスピースを段階的に取り替えることによって、理想的な歯並びへと導いていきます。市販のマウスピースでは、このようなことはできません。

また、マウスピース矯正にはメーカーがいくつかあり、メーカーによって矯正方法がやや異なることがあります。例えば、世界的に有名な「インビザライン」は最初にまとめてすべてのマウスピースを制作してしまいますが、日本のメーカーの「アソアライナー」は矯正治療中に何度も歯型をとりながら、新しいマウスピースをその都度制作していきます。

○アタッチメントの装着
マウスピース矯正をする際、望む場所に歯を動かすためアタッチメントと呼ばれる小さな白い材料を、歯科医師が歯に貼り付けることがあります。ワイヤー矯正で使うような、顎間ゴムをつけることもあります。


また、歯を動かすスペースが必要な場合は、歯と歯の間を少し歯科医師が削ります。あまりにも多くの場所を削らないといけない症例では、抜歯をしてワイヤー矯正をしたほうがいいケースもありので、治療開始前によく相談をしましょう。

○治療過程の確認
定期的に歯科医院に通い、矯正治療がうまく進んでいるか歯科医師に確認してもらえます。不安なことや、質問などがあれば、その都度相談できるため安心です。

○問題が出た時の対処をしてくれる
マウスピース矯正中、ごくまれに強い痛みが出てしまう方がいます。そういった場合は歯科医師に相談すると、マウスピースを微調整したりして対応してくれることがあります。
新しいマウスピースを入れた後、3日以上たっても強い痛みがある場合は歯科医に相談してみましょう。

 

まとめ 市販のマウスピースでは矯正できません

インターネットやドラックストアなどで販売されている市販のマウスピースは、歯ぎしりや食いしばりなどを抑えることを目的とした商品です。歯列矯正の効果はありません。

また、抜歯が必要な症例などでは、マウスピース矯正ではなく、ワイヤー矯正をしなければならないこともあります。それぞれのお口の状況によって治療方法が変わってきますので、歯の矯正を考えている方は矯正歯科で一度相談をしてみましょう。

投稿者: 西本歯科医院

2019.12.11更新

歯並びが気になっているので矯正治療を考えているという方は多いですが、ワイヤーなどの装置をつけるのには抵抗があり、治療に踏み切れないという方も多いのではないでしょうか。

そこで、従来のワイヤーやブラケットを装着する矯正方法ではなく、マウスピースを使った矯正方法が近年人気になっています。

しかし、ひとくちに「マウスピース」と言っても種類があります。有名なものに、インビザラインとアソアライナーがありますが、どちらがいいのか、よくわからない、この2つの違いについて知りたいという方もいると思います。

そこで今回は、マウスピース矯正装置の種類「インビザライン」と「アソアライナー」の違いについて解説します。

マウスピース矯正とは

マウスピース矯正は、透明に近く目立ちにくいマウスピースを装着することによって歯を矯正する方法です。

従来のワイヤー矯正とは大きく違い、目立ちにくく、ご自身でマウスピースを脱着できるのがポイント。

矯正治療中も、食事や歯磨きのときにはマウスピースを取り外すことができ、ストレスを感じにくいです。また、治療中でも歯磨きがしやすく、お口の健康を保ちやすいのも特徴です。

 

マウスピース矯正の種類

マウスピース矯正には、いくつかの種類があります。

もっとも有名なのが「インビザライン」で、マウスピース矯正の代名詞として使われることもあります。また、「アソアライナー」も有名です。その他にもいくつかの種類があります。

ここでは、よく使われる「インビザライン」と「アソアライナー」について詳しく解説します。

 

「インビザライン」とは

インビザラインは、アメリカ「アライン・テクノロジー社」が作製しているマウスピース型カスタムメイド矯正装置です。米アライン社の最新のデジダル技術と多くの臨床データや特許を駆使した工場で、正確で再現性の高いマウスピースを製造しています。

1999年に「インビザライン・システム」から提供を開始し、2019年6月現在、世界100ヶ国以上の国々で700万人以上の方が、インビザラインで矯正治療をしています。日本では、2006年より正式導入されました。(http://www.invisalign.co.jp/

 

○インビザラインの治療方法
1. 矯正歯科で、顔と歯の写真撮影、レントゲン撮影、デジタルスキャンや歯型などをとる
2. アメリカにあるアライン・テクノロジー社に写真やレントゲン、デジタルスキャンや歯型等の資料を送る
3. アライン社独自の3次元治療計画システムで治療計画をたて、アライナー(マウスピース)を約20から40を製造。矯正歯科に送ってもらう
4. 治療計画に乗っ取り、制作したマウスピースを装着する。歯の表面に歯と同色のノッチをつけたり、歯の幅を少し削ることもある
5. 4~6週ごとに歯科医院に通い、歯の移動を確認しながら矯正治療をすすめていく
6. 治療終了。歯の位置を安定させるために、リテーナー(保定装置)を使用することもある

 

○インビザラインの適応例
・抜歯無しで矯正可能な症例
・抜歯しても歯の根の移動が必要のない症例
・抜歯しなければならない症例だが、ワイヤー矯正による治療との併用が可能な方
・1日20時間以上、マウスピースを装着できる方

 

○インビザラインが適応できない症例
・上下の顎の位置が、大きく前後左右にずれている症例
・歯の「がたつき」がとても強い症例

 

アソアライナーとは

アソアライナーは、日本の東京に本社がある株式会社アソインターナショナルが製造するマウスピース型矯正装置です。インビザラインと同じように、透明に近いマウスピース型で取り外しができる矯正装置です。(https://www.aso-inter.co.jp/products/dol.html)

 

○アソアライナーの治療方法
1. 矯正歯科で、顔と歯の写真撮影、レントゲン撮影、デジタルスキャンや歯型などをとる
2. 日本にあるアソアライナーの技工所へ、歯形やレントゲン等のデータを送る
3. 技工所で「ソフト」「ミディアム」「ハード」の3種類のマウスピースを製造して、矯正歯科に送る
4. 7日間〜10日間で順番に「ソフト」「ミディアム」「ハード」の装置を変えて装着する(1ステップ)
5. 歯形を取り、アソアライナーの技工所に送り新しいマウスピースを製造してもらう。この工程を何度も繰り返して、歯の移動を確認しながら矯正治療をすすめていく
6. 治療終了。歯の位置を安定させるための、リテーナー(保定装置)はハードタイプのアライナーを使用する

 

○アソアライナーの適応例(基本的にはインビザラインと同じ)
・抜歯無しで矯正可能な症例
・抜歯しても歯の根の移動が必要のない症例
・抜歯しなければならない症例だが、ワイヤー矯正による治療との併用が可能な方
・1日17時間以上、マウスピースを装着できる方

 

インビザラインとアソアライナーの違い

基本的にはインビザラインとアソアライナーの理論は同じです。ただ、製造方法や装着感などに異なる点があります。

 

○製造方法の違い
インビザラインは最初に歯型を取った後にアメリカですべてのマウスピースを製造し、それを順番に装着しますが、アソアライナーは治療中に何度も歯型を取り、その都度新しいマウスピースを製造します。

そのため、歯形を取るのが苦手な方は、インビザラインの方が、負担が少ないでしょう。

ただ、以前のアソアライナーは毎回印象採得(歯形採取)をする必要がありましたが、現在は1回の印象採得で1ステップ、3ステップ(メーカー推奨)、5ステップの3パッケージより選択が可能になっています。つまり、以前よりは負担が少なくて済みます。

また、アソアライナーは日本に製造所があるので、装置の制作までの期間が短いです。(10日~3週間程度)

 

○装着感の違い
アソアライナーはプレートの硬さが、「ソフト」「ミディアム」「ハード」と3種類あり、矯正力をコントロールしながら装着します。そのため痛みや違和感が出にくいといわれています。

 

○その他の違い
矯正途中に虫歯になってしまうなど、歯のトラブルが起きる可能性があります。

しかし、アソアライナーなら虫歯の治療で歯の形が変わってしまったとしても、また新しいマウスピースを製造できるので問題がありません。

一方、インビザラインでは矯正治療中に歯の形を変えることができないため、虫歯治療に制限があります。

 

まとめ

矯正治療は、歯並びの状態や要望によりさまざまな治療方法があります。

今回は、矯正装置として多く用いられているマウスピース「インビザラインとアソアライナーの違い」についてご紹介しました。

どちらがおすすめなのかは、人それぞれ異なりますから、矯正歯科医院で相談して、ご自身に合った治療方法を選択されるとよいでしょう。歯科医師にしっかり相談することで、あなたに最も良い矯正方法を決めることができますよ。

投稿者: 西本歯科医院

2019.11.13更新

人前に立って話す時に歯並びが悪くて自信を持つことができなかったり、人に見られることが嫌で思いっきり笑えないといったことはありませんか?

気になる歯並びを直すために矯正を行おうと思っても、矯正用の機器を取り付けているとどうしても目立ってしまうため、直したくても直せないのかもしれません。矯正はどうしても1~2年と長期的な期間が必要となるため、矯正をしているところを見られたくないということで、中々踏み切れないものです。

そこでここでは人からの見られ方を気にしてしまい、どうしても矯正ができない方におすすめの目立たない矯正の方法をご紹介します。

 

矯正をすることでどうなるのか?

矯正を行うことで、ガタガタだった歯並びをキレイにすることができるので、歯並びを気にすることなく自信を持って人と話したりすることができるようになります。また、歯並びが悪いとどうしても歯磨きが難しくなるため汚れが取りにくく、虫歯になってしまう可能性も。

それ以外にも、咀嚼が難しかったり、咬み合わせの問題で口が閉じずらい、発音がしにくいなど、さまざまな問題を矯正することで改善することができるのです。


矯正のメリット

○自分に自信が付く
人と話したり笑っているときに常に気にしてしまっていたことがなくなるため、ストレスから解放されるだけでなく、気にせずに話せるようになるため自然と自信が付き、ポジティブでいられるようになります。

○かみ合わせが改善される
歯並びが悪い場合、どうしても上下の歯がしっかりかみ合うことが少なくなってしまうため咀嚼の効率が悪くなってしまいます。これによって、食べ物を消化しやすいサイズしずらくなるため、胃腸への負担が大きくなってしまいます。

○口内環境を整えやすくなる
歯がキレイに並んでいると歯ブラシが隅々まで届くため、しっかりと歯の掃除を行うことができます。しかし、歯並びが悪いと歯が出っ張っていたり、歯と歯の間に引っ込んでいたりとどうしても歯磨きを行いずらくなるため、虫歯になりやすく治療もしずらいため口内環境が悪化しやすくなっています。

○体の調子が改善される
歯並びと一見関係の内容に思えますが、歯並びが悪いとかみ合わせがうまくできないために、顎への負担が大きくなったり、それ以外にも肩こりや腰痛、偏頭痛などさまざまな身体的不調が発生してしまいます。歯並びが改善されることで、自然とかみ合わせが良くなるので体への負担が解消し、いろいろな体調不良から抜け出すことができますよ。


矯正のデメリット

○費用が掛かる
矯正は保険適応外の治療となり、数十万~百万単位で費用が掛かってしまいます。

○改善されるまで時間が掛かる
矯正治療は、硬い骨の中にある歯を動かしていくことになるため、どうしても時間が1~3年以上の期間が掛かってしまいます。また、歯を動かしていくことになるため最初の内は痛みを伴ってしまうことも。

○抜歯を行う場合がある
子供の矯正であれば成長を利用することで抜歯を行うことなく矯正を行うことができますが、大人の場合、歯を移動するためのスペースを確保するために歯の抜歯を行うことがあります。

○矯正器具を取り付ける必要がある
正常な歯並びにするために、矯正用の器具を装着する必要があります。矯正器具は常につけておく必要があるため、矯正を行っていることが分かりやすくなってしまいます。

デメリットを無くすマウスピース矯正とは?

矯正治療と言えば、歯の表面にブラケットと呼ばれる装置を取り付け、そこにワイヤーを通して矯正する「ワイヤー矯正」が思い浮かぶのではないでしょうか?ワイヤー矯正は昔からある方法ですが、口を開けるとワイヤー部分が光を反射するために矯正をしていることがすぐに分かってしまいました。

しかし、マウスピース矯正は透明なプラスチックを歯に取り付けて行うため、ワイヤー治療に比べて目立ちにくくなっています。


マウスピース矯正のメリット

○矯正していても目立ちにくい
先ほども記載しましたが、マウスピース矯正は透明な型を使用して治療を行っていくため、ワイヤー治療などと違いパッと見ても分かりずらくなっています。

○取り外すことができる
従来のワイヤー治療などであれば、一度装着すると治療が完了するまで取り外すことができません。そのため、治療中は食事がしにくかったり、歯磨きも行いずらいため虫歯になりやすいです。
しかし、マウスピース矯正は食事や歯磨きの際に取り外すことが可能となっているため、口内環境を整えやすくなります。

○痛みが少ない
ワイヤー治療の器具は金属など硬い素材を使用して作られています。そのため、器具によって口内を傷つけてしまい口内炎が発生する恐れがあります。しかし、マウスピース矯正の器具は医療用のプラスチックで作られているため、口内を傷つけることがありません。

○金属アレルギーでも使用できる
一般的な矯正器具であるブラケットやワイヤーには、金属を使用している場合が多いため治療を行っていくと少なからずアレルギーが発生する可能性があります。マウスピース矯正は金属を一切使用していないため、金属アレルギーの方でも問題なく使用することができます。

○虫歯治療も並行して行える
ワイヤー矯正では器具を装着した状態となり、歯磨きなどのケアが難しくなるため、虫歯になることが少なくありません。その際には矯正治療を一度中断する必要がありますが、マウスピース矯正であれば、治療の際に取り外すことが可能であるため虫歯治療も並行して行うことができます。ただし、マウスピース治療の種類によっては、歯の型を変えるような大きな治療を行うことができません。

 

マウスピース矯正のデメリット

○複雑な歯並びには不向き
マウスピース矯正では、2週間に1回の頻度で器具を交換する必要があるため、歯を大きく動かさなければならない場合には治療期間が長くなってしまい、それに伴って費用が高くなります。

○適切な装着時間を守れない場合がある
マウスピース矯正には、装着時間の目安があり、一日に約20時間以上装着する必要があります。矯正器具を取り外せることをメリットでも触れましたが、違和感があるなどの理由で取り外したままにしてしまうと、一日の装着時間が守れないためスムーズに矯正が進まなくなってしまいます。ワイヤー矯正などの常時装着しているものと違い、装着は個人の判断となるためこのようなことが発生する可能性があります。

○歯ぎしりなどで壊れることがある
型取りしたピースを歯に被せて装着するものであるため、歯ぎしりで負荷をかけてしまうとマウスピースが欠けてしまったり、壊れてしまう場合があります。それ以外にも着脱の際に負荷が掛かることで壊れてしまう恐れがあるため、注意が必要です。

 

マウスピース矯正の種類とは?

○インザビライン
世界中で使用されている一般的なマウスピース矯正。最初に取った歯型のデータをソフトによって解析し、3Dデジタル化を行います。デジタル化したデータを用いて、治療完了までの綿密な計画を作成し、効率的に歯並びの改善を行います。この治療方法では、歯型を取ることが最初の一回だけとなるため、大きな虫歯の治療などを行えません。

○アソアライナー
日本で作成されているマウスピース矯正器具です。インザビラインでは最初だけ歯型を取るだけでしたが、アソアライナーは約1ヶ月に一度のペースで歯型を取るため、細やかな調整が可能となっています。最大の特徴は、ソフト0.5mm、ミディアム0.6mm、ハード0.8mmの3種類の厚みのマウスピースを使用することで、矯正力のコントールができるため他の矯正方法に比べて痛みを抑えることができます。

その他に、インビザラインでは矯正完了までの計画を作成しているため、完了までの予定期日が明確ですが、アソアライナーでは上記の通りその都度型を取って矯正を進めるため完了期日が不明瞭となるので注意が必要です。


その他の矯正の種類と違い

今回はマウスピース矯正についてお話ししてきましたが、そもそもどのような矯正の方法があるのでしょうか?

矯正の方法別にそれぞれのメリットやデメリット、費用などを比較しました。

その他の矯正の種類と違い

この表を見ていただければ分かるようにメタルワイヤー矯正等の矯正方法とマウスピース矯正を比べると金額と期間はほぼ変わらないことが分かります。(軽度な場合のみ)

矯正をしようとしている歯の並び方が複雑であればあるほどマウスピース矯正はおすすめすることができません。

メタルワイヤーだけではなく、マウスピース程ではないですができるだけ目立たない矯正の方法もあるのでそういった方法を使うことが将来の綺麗な歯並びに直結していきます。


マウスピース矯正後の保安期間とは?

歯の矯正が終わったので、治療完了と思われるかもしれませんが、治療が終わった後に行う保安期間が重要なものとなっています。なぜなら治療完了後の歯の周囲の骨が安定しておらず、動きやすい状態となっているからです。そのため矯正治療完了後にはリテーナーと呼ばれる歯の安定を保持するための器具を装着する必要があります。

リテーナーを装着せずにいると、歯が動いてしまいせっかく矯正を行ってキレイになった歯並びが元に戻る恐れも。ですので、矯正器具が取れれば完了というわけではなく、保安期間もしっかりと行いましょう。

まとめ

歯の矯正器具は日々進化しており、今回紹介したマウスピース矯正であれば従来のワイヤー矯正に比べれば目立ちにくいため、中々踏み切れないという方も行いやすくなっています。しかし、目立ちにくい反面で複雑な歯並びには不向きでもあるので、まずは病院で診察してもらうことが大切です。

矯正は数年かかるかなり大きな治療になってきますので自分にあった矯正方法を自分だけではなくプロの先生からもアドバイスをもらうことで適切な手法を選んでもらうことができます。
さらにはこの記事で紹介した以外の何人も施術してきたからこそ分かることを教えてもらえることもありますのでしっかりと相談することが大切です。

投稿者: 西本歯科医院

2019.09.06更新

 

大人が取り組むケースが増えてきた歯列矯正

歯列矯正は、永久歯が揃いきる前にしておかなければならないというイメージがありましたが、昨今は大人になってからも治すことが可能とわかってきたこともあり、大人が取り組むケースが増えてきています。

歯並びが気になっている大人におすすめの歯列矯正が、マウスピース矯正と呼ばれる方法です。マウスピース矯正は、一般的な歯列矯正のイメージの定番である、笑うとワイヤーをかけたブラケットと呼ばれる装置が見える歯列矯正とは異なり、目立たないのが特徴です。

その理由は、その人の歯の歯型を取り、それを基にマウスピースを作って矯正の道具とするからです。

取り外しが簡単なことから、食事や歯磨きのときは取り外し、それ以外のときにはめておくことができ、目立たないうえに必要な時には取り外しながら歯科矯正できる優れものとして人気を集めています。

マウスピース矯正の詳細はこちら

 

マウスピース矯正ができない歯もあることを知っておこう

目立たないうえに、ブラケット矯正の場合に起こりがちな、ワイヤーで固定し続けることによって起こる痛みも少ないためマウスピース矯正を希望する人が増えていますが、残念ながらすべての人がこの矯正方法を選択できるとは限りません。

マウスピース矯正ができないのは、矯正を行う前に抜歯などの処置を要する場合です。

また、若い人に多い傾向があるのですが、顎がどんどん小さくなってきたことによって歯が並びきらず、前後に重なって永久歯が生え揃ってしまった人や、きちんと歯が並んでいない人、下顎が前に出てしまう反対咬合と呼ばれる噛み合わせの人もマウスピース矯正ができません。

このような原因でマウスピース矯正ができないとされた場合は、抜歯をすれば矯正可能かどうかを歯科医師に尋ね、対処方法を検討し、説明してもらってから決断するのがよいでしょう。

 

歯並びと骨格はさらに難しい

目立たないマウスピース矯正は歯並びを気にする人にとって最も期待を寄せるところであります。

しかし、若い世代に多く見られる、顎が小さいために前後に重なるように永久歯が生えてきてしまった人や、なんとかして永久歯が並ぼうとした結果として互いに譲り合って斜めに並んでしまった人にとっては、残念ながらマウスピース矯正できない歯に該当してしまいます。

この場合も抜歯の必要がある歯と同様に、重なっている歯のうちのどれかを抜くことで矯正可能になるかもしれません。

斜めになってしまった歯も、どこかを抜いてスペースを空けることで、真っすぐな歯並びにすることが可能だからです。

ただし、これらのケースにおいてはマウスピース矯正では力不足のため、歯の一本一本にブラケットと呼ばれる装置を付け、ワイヤーで徐々に歯並びを整えていくという、従来の歯列矯正を行う必要があります。

ある程度整ってきて形がきれいになり、これならマウスピース矯正で大丈夫と判断された場合には、その後はマウスピース矯正で目立たずにきれいな歯並びになるまで矯正できますが、ブラケット装置による歯列矯正を行わずに最初からマウスピース矯正という選択はできません。

 

顎の形を変えるのも同じ

反対咬合とは、しっかりと歯を噛み合わせたときに上の歯が下の歯の内側に入ってしまう噛み合わせのことで、これには顎の形、いわゆる骨格が影響しています。

歯並びが真っすぐになっていない場合もマウスピース矯正ができませんが、反対咬合の場合は奥歯の噛み合わせを調整する必要があることから、歯列矯正を行う際にはマウスピース矯正ではなくブラケット装置のほうが適しています。

歯並びを全体的に変えるという大掛かりな歯列矯正となるために、しっかりとブラケットにワイヤーを固定し、時間をかけてゆっくりと力を加えていかなければ、きれいな歯並びにはなりません。

ブラケット矯正であれば大掛かりにはなりますが、きれいな歯並びにすることが可能です。
しかし、マウスピース矯正にはそこまで歯を動かす力がないためなかなか矯正が進まず、時間と治療費ばかりがかさんでしまう可能性のほうが大きいでしょう。

 

両方を選択することでマウスピース矯正ができる歯に

マウスピース矯正を希望したのにできないと言われた場合、大掛かりな矯正が必要なのだという理解ができれば、どうすればマウスピース矯正を可能にできるかを歯科医師に尋ねることができます。

歯列矯正は一般歯科とは異なる専門的な技術と知識を必要とします。

また、歯列矯正を専門に行う歯科医院であれば、歯列矯正ができないとして患者さんを帰してしまうわけにはいきませんので、個人に合わせた対策を考えてくれるでしょう。

提案された治療方法に関する説明に納得でき、信頼して任せられると感じたなら、まずはブラケット矯正で歯をワイヤーによって動かし、ある程度整ってきたところでマウスピース矯正にシフトさせていくという方法が、最も確実かつ、ベストな選択肢ではないかと考えられます。

投稿者: 西本歯科医院

2019.07.31更新

 

人気が高まるマウスピース矯正

「歯の矯正」というと、ワイヤー矯正をイメージされる方が多く、見た目の問題から治療を躊躇される方も少なくありません。

見た目以外にも、痛そうなイメージも手伝って、歯並びが気になりながらも、子どもの頃には矯正治療を拒んでいたという大人の方は多いのではないでしょうか。

現在では透明なワイヤーを使った方法も選べるようになりましたが、やはり、歯の表面に器具を装着しますので、どうしても気になるという方も多いかと思います。

しかし、最近の矯正治療で注目されているのが、透明なマウスピースを使った矯正法です。
歯に馴染み、しかも見た目には全く分からない透明のマウスピースを装着しますので、誰にも気づかれることなく知らない間に矯正が可能です。

 

アソアライナーを使った矯正法

透明なマウスピースを使う矯正法にも、いくつか種類があります。
代表的なのが「インビザライン」、そして「アソアライナー」です。

「インビザライン」とは、事前に3Dシミュレーションを行い、歯の状態に合わせて動かしていく計画を立て、最初に全てのマウスピースを製作します。

そのマウスピースを期間ごとに交換しながら、少しずつ歯を移動させていきます。1日20時間以上の装着が必要となりますが、それを守れば、最初のシミュレーション時に定まった期間での歯列矯正が目指せます。

インビザラインはアメリカのメーカーが提供する方法のため、シミュレーション後、アメリカへと発注をする必要があり、スタートまでの時間がかかるほか、コストも高めに感じることもあるでしょう。
これに対して「アソアライナー」は10日ごとに歯型を取り直して、その都度、歯の動きに合わせたマウスピースを作り直していく方法です。

来院回数は増えますが、歯の動きが遅かったり、歯の形が変わったりしても対応しやすい治療法です。
理想的な歯並びに近づけるため、コンピュータで測定しながら、次の交換時点までに0.5mm~1mmずつ移動するようにマウスピースを作り直していきます。

マウスピースの製作は日本で行われますので、相談後すぐにでも矯正に取りかかることができ、比較的低コストでできるのもメリットです。

 

気になる矯正期間

矯正を行ううえではどのくらいの治療期間が必要なのか、不安になる方が多いのではないでしょうか。

子どもの頃、矯正をしている友達を見て、一体いつまで矯正しているのだろうと不思議に思っていた方もいるかもしれません。

矯正期間は歯並びの状態によっても大きく異なり、歯並びが悪いほど期間は要します。ワイヤー矯正の場合で全体の歯並びを整える場合、状態により、1年から3年以上かかることもあります。

マウスピース矯正の場合も歯並びの状態によって異なり、ワイヤーより移動させる力が弱い分、より期間が長くかかるケースもあるので注意が必要です。

その分、ワイヤー矯正のような痛みは感じにくいので、痛みを感じずに見た目も気にせず、快適な矯正をしたい方にはおすすめです。

 

どのくらいの矯正期間が必要か

アソアライナーを使う場合、歯並びの状態によって大きく異なりますが、一般的な治療期間の目安として、上顎または下顎どちらか片方だけを矯正したいなら約3ヶ月~10ヶ月、全体的に行う場合で約4ヶ月~1年半となります。

どのくらいの治療期間がかかるかは、最初にシミュレーションをした際に見込み期間が提案されますので、期間を踏まえて治療を受けるか検討することが可能です。

気をつけたいのは期間内に矯正を完了させたいなら、1日17時間以上装着するというルールをしっかり守ることが必要です。
基本的に食事中以外は装着するように心がければ、3週間で約1mmの割合で歯が移動していきます。

歯を理想の位置へと動かしていくためには、持続的に力をかけなくてはなりません。
そのため、装着時間が短いと歯が動きにくく、治療期間が長引くことがありますので注意が必要です。

 

アソアライナーがおすすめの症例

アソアライナーは、マウスピースの装着時間を守らないと矯正期間が長引きますので、治療を決断する前にはご自身のライフスタイルや性格などを踏まえて、きっちり計画に基づいて実施できるかをよく検討しましょう。

また、ワイヤー矯正に比べて歯を移動させる力が弱いですので、複雑な形状の歯並び矯正には対応できない場合もあります。
気軽にできるアソアライナー矯正の症例としては、前歯が一本だけ曲がっているのを治したい、前歯がほんの少し出ているケースや前歯の真ん中のすき間を治したいといったケースです。


これらのケースでは、短期間かつ低コストで治療が期待できます。
また、矯正しながらホワイトニングをして歯を白くキレイにしたい方もマウスピース矯正はおすすめです。

大阪の西本歯科医院では、アソアライナーの症例数が関西でも多くの実績を誇っています。
もちろん、マウスピース矯正だけではなく、他の矯正治療の経験も豊富です。初めての矯正が不安、あるいは他院で矯正治療を受けていたけれど、なかなかうまくいかないという方は、ぜひ一度、大阪の西本歯科医院まで気軽に相談してください。

 

 

投稿者: 西本歯科医院

2019.07.19更新

 

歯並びが悪いことによる問題点

歯並びが悪いとさまざまな問題が起こる可能性があります。

主な問題としては、まず見た目が悪くなってしまうことが挙げられるでしょう。

真っ白で歯並びがキレイな歯だと、コンプレックスなく、自然と笑顔になりますが、歯並びが悪いと歯が気になり、笑顔も出にくくなってしまいます。
また歯磨きがしにくくなるので虫歯や歯周病になりやすく、口臭の原因にもなります。

さらに噛み合わせが悪くなりますので、しっかりと食べ物を噛むことができなかったり、発音が悪くなってしまうことも少なくありません。

 

大人でも間に合う歯列矯正

現代人の顔はあごが細くなってきており、そのために歯が生えるスペースがなくなり、歯並びが悪くなってしまう人が増えているようです。

しかし、歯の矯正を行えばキレイな歯並びを手にすることが可能です。
「矯正治療」というと、子どもがするものと思っている方も少なくないようですが、子どもでなければできないということはなく、大人になってからでも全く問題なく歯の矯正を行うことができます。

また、矯正器具についても、銀色のワイヤーを歯に着けているものをイメージする人が多いと思います。確かにワイヤーの矯正器具は歯列矯正の基本的なものですが、近年は目立ちにくいさまざまな新しい矯正器具が登場しています。

大人の歯列矯正ではこのような目立ちにくい矯正器具を使って行う場合が多いです。
それによって、周囲の人からほとんど気づかれることなく、歯の矯正治療を行っていくことができます。

 

目立ちにくい歯列矯正器具とは?

目立ちにくい歯列矯正器具には、いくつかの種類があります。

たとえば、ブラケット部が透明なものやセラミックでできたものを使うことによって目立ちにくくする方法や、歯の表面ではなく裏側に矯正器具を取り付ける方法があります。

透明なブラケットやセラミックのブラケットを使った方法は、周囲に完全に気が付かれなくなるというわけにはいきませんが、それでもそれほど気にならない程度にはなり、矯正効果は普通のワイヤータイプと変わりません。

裏側矯正は矯正時間が少し長くなってしまいますが、周囲からはほぼ気づかれることがありません。
ただ、舌に触れてしまいますので、慣れるまで少し違和感があるかもしれません。

 

マウスピース矯正とは?

ワイヤーを使わない歯列矯正方法として「マウスピース矯正」もあります。

マウスピース矯正とは、その名の通り患者さんの歯の形を元に作られたマウスピースを歯に装着することで、歯並びを矯正する方法です。
歯が正しい位置へと動くたびに新しいマウスピースに替えることで、徐々に歯並びを矯正していきます。

マウスピース矯正の大きな特徴は、透明で柔らかなプラスチック素材でできているために、周囲からほとんど気が付かれることがないことです。
また、取り外しが自由ですので、食事のときや歯磨きをするときは外すことができます。

これはワイヤー矯正にはない大きなメリットです。マウスピース矯正をしながらホワイトニングを行うこともできます。

 

マウスピース矯正の種類について

マウスピースを使った矯正治療には、主に「インビザライン」と「アソアライナー」の2種類があります。

前者はアメリカのアライン社によって開発されたものであるのに対して、後者は韓国人の矯正歯科医・金泰元氏によって開発され、日本のアソインターナショナル社がライセンスを取得して製造している矯正装置です。

両者を簡単に比較すると、インビザラインの方が来院回数が少なく、広い症例に適応させることができるのに対して、アソアライナーは来院回数が多く、適応症例が少なくなります。

その反面、より高精度なマウスピースを作ることができるのがアソアライナーの方であり、費用も安く抑えることができるというメリットがあります。

アソアライナーの特徴

インビザラインは最初にマウスピースをまとめて作ってしまいますが、アソアライナーは治療ステージごとに歯型を新たに取ってマウスピースを作製しなければなりません。

その分来院回数も多くなってしまうのですが、逆により最適な形の高精度なマウスピースを作成することができるわけです。
アソアライナーを用いた方が良い症例としては、奥歯の咬み合わせに問題のない前歯部の歯列不正や後戻りの治療、さらにスペースの閉鎖などです。

詳しいことは、歯科医院にて診断する必要があります。
どちらでも大丈夫ということであれば、両者の特徴やメリット・デメリットを比較して決めると良いでしょう。

歯の矯正治療方法もさまざまに

アソアライナーの矯正方法では、1日17時間以上装着するということがポイントで、この時間さえしっかり守れば、どのタイミングで脱着しても大丈夫です。
また、脱着は歯科医師がいなくても、自分で行うことができます。

2週間おきに新しく歯型を取って、新しいマウスピースに交換するだけですので、そんなに手間はいりません。
定期的にマウスピースを交換することで、徐々に理想的な歯並びに近づけていくことができます。

歯の矯正の治療方法に関しては、今回取り上げたマウスピース矯正、あるいはワイヤー矯正、さらにはセラミック矯正などさまざまな方法が存在しています。

どの矯正方法が一番いいか、についていろいろと悩んでしまうかもしれません。そのような時はぜひ一度、大阪の「西本歯科医院」にお問い合わせ下さい。
歯列矯正を行って、ステキな笑顔で輝く人生を送っていただきたいと考えています。

投稿者: 西本歯科医院