2019.06.27更新

 

ホワイトニングの方法は色々なものがあります

人と話をするときには、その人の口元が気になってつい目が行ってしまうということも少なくありません。

歯並びが悪くてガタガタだったり茶色く変色したりしているようだと、どれだけきれいにしていても良い印象を与えることはできないでしょう。
また女性の中には笑ったときに銀歯がキラリと光ることを気にされている方も多く、ホワイトニングで何とかしたいと考えている人も大勢います。

ホワイトニングには自宅でできる「セルフホワイトニング(ホームホワイトニングとも言う)」と歯科医院でしか行えない「オフィスホワイトニング」の2種類があります。

それぞれのホワイトニングの違いや方法について見ていきましょう。

 

セルフホワイトニングでできること

自宅で簡単に歯を白くすることができれば大変便利なのにと考えている人は多いのではないでしょうか。

実際、自宅に居ながらにして歯を白くすることが可能なのが、「セルフホワイトニング」です。 ただしセルフホワイトニングができるようにするためには、まず歯科医院で専用のマウスピースを作ってもらわなければなりません。

それが出来上がれば、あとは自宅でいつでも好きなときにセルフホワイトニングを行うことができます。 歯科医院ではまず患者さんの歯に付いている着色汚れを落としてから、印象材を使って患者さんの歯型を取り、歯並びにぴったり合うマウスピースを作ります。

この出来上がったマウスピースにホワイトニング用のジェルを乗せ、歯に被せておくだけでホワイトニングができるのがホームホワイトニングの特徴です。 この処置は自費診療となりますので、ホワイトニングを行うのが上下顎か片顎かで料金は異なってきます。 初回の処置では専用のホワイトニングジェルが付属していますが、なくなったあとはジェルだけ歯科医院で購入していくことになります。

ホワイトニングは1週間に1回を目安として行うことが大切で、やりすぎると染みるなどの弊害が出る場合がありますので注意が必要です。

 

神経を取った歯が変色してきた場合

虫歯が歯髄まで達した場合、歯の神経を取らなければならなくなります。 この処置を抜髄と言いますが、神経は血管と同じ場所に通っているため神経を取るときには血管も一緒に取り除くことになります。

このときに血液が歯の表面に染み出して茶色く変色することがあり、こうなると歯の表面の着色を落とすことは不可能です。 このような場合、歯科医院では神経の管に漂白剤を入れて色を抜いていく、ブリーチ(脱色)という施術を受けることができます。 何回かに分けて綿栓にブリーチ剤を付けて根幹に塗布していくと、次第に茶色い色が白く抜けてきます。 抜け具合や回数は患者さんによって変わりますし、これぐらい白くなれば良しとする患者さんもいれば、これ以上色が抜けそうにないと歯科医師が判断して終了する場合もあります。

神経の処置とブリーチ後の充填処置は保険適用となりますが、ブリーチは自費診療になるため1回ごとに料金がかかります。

 

歯の表面に貼り付けて白くするという施術

ブリーチでは色を抜くことができない場合や隣同士の歯の色が違いすぎるなど色合いが不自然な場合は、歯の表面を一層削って接着するラミネートベニヤというものがあります。

これは付け爪のようなもので、歯の表面に接着して白くするホワイトニング方法です。 歯そのものは健全ですので、神経を取らずに色だけ白くすることができるのが特徴です。

また接着したあとに着色汚れが付いても、歯科医院でステイン除去をしてもらえば元の白さを取り戻すことができます。

 

銀歯を白くしたいならこの施術

両側にある糸切り歯から糸切り歯までは保険でも白くすることができますが、その奥にある小臼歯からは奥歯とみなされ、最近まで歯に被せるクラウンは銀色しか保険で認められていませんでした。

しかし現在はCADCAMクラウンが登場したことで、小臼歯も保険で白くできるようになっています。 また条件にもよりますが、部位によっては大臼歯にも適用が可能です。 小臼歯は笑ったら確実に銀歯が見える場所ですので、CADCAMクラウンのおかげで手軽に歯を白くすることができます。

また保険適用はできませんが、インレーなど歯の一部にはめ込む銀歯も、セラミックを使用することで見た目が白い歯に戻ります。 これまでは材料の強度に問題があったため、奥歯にセラミックインレーを使用することは難しい面がありました。 しかし今では材料が進歩したため、インレーだけでなくセラミッククラウンに取り替えることも可能になっています。

どちらも削って歯型を取り、作成したものを合着するという保険の施術方法と変わりません。 ただし削り方に若干の違いがあるため、最初からセラミックを希望する意思があるなら、形成する前にその旨を歯科医師に伝えましょう。 接着の際にも透明度の高いセメントを使用しますので、銀歯を白くしたいと考えている人におすすめの施術です。

大阪の「西本歯科医院」では、ご自宅で手軽にできる「セルフホワイトニング」をオススメしております。 治療時間短縮、さらに通院回数の減少など、患者様にとって大変メリットのある方法です。 ホワイトニングでお悩みであれば、ぜひ「西本歯科医院」にお問い合わせください。

投稿者: 西本歯科医院