2019.04.25更新

 

周りに気づかれにくいのが

「歯並び」はきれいに整えることによって笑顔に自信が湧いてきます。しかし、歯並びの悪さを見られる気恥ずかしさのために矯正せずにいると、将来的にずっと歯並びで悩むことになるでしょう。ただし、歯並びはセルフケアで改善させることはできません。ここは歯科医師からの指導の元、歯列矯正をするしか方法はありません。

歯列矯正と言えば、「ワイヤー矯正」は定番ですが、金属のワイヤーが非常に目立つという問題があります。笑顔になったときにワイヤーが露出するので、別の意味でコンプレックスが生まれたりします。これが嫌になって途中で矯正を挫折してしまう人は意外と多いのです。

また大人だと、たとえば営業・接客に従事している人の場合、矯正がしづらいケースもあり、ワイヤー矯正に抵抗を覚えるようになってしまいます。
そんなとき透明のマウスピースを使用した矯正、いわゆるマウスピース矯正であれば、大人になってからも矯正しやすいメリットがあります。

歯並びは子どものときに改善するべきイメージがあるかもしれませんが、年齢はまったく関係ありません。最近は目立たない矯正が普及しており、中年以降から矯正をする人も増えてきています。

 

食事や歯磨きのときに快適

マウスピース矯正のメリットとしては、「自由に着脱できる」という点です。

マウスピースなので、食事や歯磨きのときは外せば大丈夫です。日常生活に大きな支障を与えないので、無理なく継続できると高評価されています。
また、マウスピース矯正なら金具はありませんので、ブラッシング効果をフルに発揮することができます。すみずみまで磨くことは歯周病菌・口臭を抑えるために非常に大切です。

注意したいのは、マウスピースをしたまま飲食をしてはいけない点です。場合によってはマウスピースを破損させてしまいますので注意が必要です。
また、食事をしたあとは、必ず歯磨きをしてください。食べ残しがある状態で再度、マウスピースを装着すると、虫歯の原因にもなります。

同じ歯列矯正でも、ワイヤー矯正の欠点は食事を摂るときに食べにくい、歯磨きするときに金具が邪魔になる、などのデメリットがあります。

歯並びを矯正するうえで一番大切なのは、継続的に実施することです。
ワイヤーの金具があると、歯が凸凹になるのできれいに磨くことが難しくなります。それゆえ歯垢やステイン、歯石が溜まりやすくなり、口腔環境が悪化する問題があります。口臭が強くなってきた場合、歯垢を完全に除去できていない可能性があるでしょう。

歯垢にはたくさんの細菌が詰まっていますので、除去せずに放置しておくと口臭が強くなり、虫歯にもなりやすい状況を作り出してしまっています。

 

大規模な矯正には向いていないのがデメリット

マウスピース矯正は気軽に矯正できるのがメリットですが、歯並びの場合によっては対応が難しい場合があり、その際には医師からワイヤー矯正のアドバイスを受けるかと思います。

反対にワイヤー矯正はほとんどの歯列矯正に対応できています。これは歴史の違いからくる症例数の多さです。

すべての人に最適な方法とは言えないので、症状に合わせて使い分けていく必要があるわけです。

 

長時間の装着が必須になる

脱・装着が簡単にできる半面で、しっかりと装着しておかなければ、矯正の意味がなくなってしまいます。たとえばインビザラインだと20時間以上は装着する必要があります。食事や歯磨きのときは取り外せますが、それ以外はずっと装着しておく感覚です。

慣れるまでは異物感がありますので、抵抗を覚える人は多く、異物感を避けるために、マウスピースの装着時間を減らしてしまうこともがあります。たとえば装着するのは就寝時だけ、といった状態になってしまうと十分な効果が出ません。

そして効果が出なければモチベーションが低下し、途中でマウスピースの装着をやめてしまうケースがあります。
どのような矯正方法にも言えることですが、メリットがあればデメリットもあるものです。

歯列矯正を始める人は、きれいになった歯並びを明確にイメージしてください。それによってモチベーションが上がり、矯正を継続するための原動力となります。

 

まとめ

先ほども述べましたが、取り外しが簡単なマウスピースはしっかりとした「意思」が大切です。きちんと矯正することによって、きれいな歯並びと快適さを実現することができます。

もちろん、人によってはやはり合うか合わないかの判断は異なりますので、自分に合った矯正方法を模索することが大切です。

大阪の西本歯科医院では、歯列矯正にお悩みを持つ方が安心して矯正に取り組めるよう、さまざまな症例を元に、ご自身に合った矯正方法をアドバイスいたします。身体的・あるいは費用的な負担を最小限に抑える治療方法をご提案できますので、ぜひ気軽にご依頼ください。

投稿者: 西本歯科医院


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