2019.01.19更新

 

「完璧」と思われているセラミックの注意点

「セラミック矯正」のメリットに、「長期期間使用できる」というものがあります。

歯の被せ物というと、金属、なかでも銀(パラジウム合金)が一般的に使用されています。しかし、寿命という点からすると実は十年も持たないと言われています。

また、金属アレルギーの方には使用できませんし、あるいは色味の問題もあるので、金属は100%優れた素材とは言えません。

では、セラミックが完璧な素材かと言えば、実はそうではなく、いくつかの注意点があることを今回は紹介いたします。

セラミックは虫歯にならない?

金属の被せ物(以下クラウン)をした箇所から虫歯になったという経験をされた方もいらっしゃるのではないでしょうか? クラウンを施す場合、歯を削りますが、時が経つにつれて、クラウンと削った歯との間に隙間ができ、そこにプラーク(歯垢)が溜まってしまい、再び虫歯になってしまうということがあります。

私たちの歯は咀嚼や歯磨きなどで自然と摩耗したり、傷付いたりしています。その細かな隙間に口腔内の雑菌が繁殖すると、プラークが溜まり、歯磨きなどで取りきれないものが、歯石になったり虫歯や歯周病を引き起こしたりするという構図になっています。 一方、セラミックはプラークがつきにくいと言われています。これは、硬いために傷がつきにくく、その傷にプラークが溜まらないためです。

しかし、セラミック矯正でも、「ラミネートベニア」という手法があります。表面をセラミックで覆い、裏面はご自身の歯を使用します。裏側にあるご自身の歯をしっかりとケアしていかなければ、虫歯になるので注意が必要です。

 

セラミックは一生使える?

丈夫と言われるセラミックですが、では一生使えるのでしょうか。

セラミックは硬質なため耐久性があるので、素材によっても異なりますが、十年以上使用できると言われています。

しかし、場合によっては欠けたり、あるいは割れたりすることがあります。次に紹介するのがその原因となる代表的な例です。

■歯ぎしり
■硬いものを噛む
■硬いものが当たる

この中でも「歯ぎしり」は、就寝中に起こるもので、なかなか意識できないものです。 歯ぎしりによって、特定の歯に過度な力が加わり、セラミックにヒビが入ったり、割れたりしてしまうことが考えられます。

歯ぎしりの原因は、例えば、ストレス、アルコールやタバコ、最近では逆流性食道炎との因果関係も取り沙汰されています。

歯ぎしりは顎関節症や頭痛、肩こりを引き起こしたり、歯並びが変わったりするなどの悪影響がありますので、歯ぎしりの解消を心がけてください。

セラミックは痛くない?

「歯の矯正」と聞くと、一般的には「ワイヤー矯正」を思い浮かべるかと思います。ワイヤー矯正を始めたての時期はなかなか慣れていないこともあり、違和感や痛みを伴うと言われています。これは歯を正しい位置に調整するための痛みですので、仕方のないことかもしれません。

では、セラミック矯正の場合では、どうでしょうか。

まず、セラミック矯正では歯を削りますので、健康な歯でもダメージを受け、痛みが発生することがあります。原因は神経が過敏になっているためですが、この痛みは長く続くものではなく、一時的なものとして理解しておきましょう。

また、セラミックの歯そのものが合っていないことも考えられます。患者様の口腔内のデータを元に作られた歯ですが、微妙な部分で合わないことも考えられます。その際は施術した歯科医師に相談し、調整をしてもらいましょう。

セラミック矯正自体、激しい痛みがあったり、続いたりする方法ではありません。 このような場合は、他の原因(例:虫歯が隠れていた。歯周病にかかっていたなど)があると考えられますので、痛みを我慢せず、歯科医師に相談することをおすすめします。

 

アフターケアの定期検診はぜひ受診しましょう

セラミック自体は、長きに渡り使用できる素材です。しかし、使い方を誤ると、その寿命が短くなってしまいます。

大切なのは、治療を受けた後のケアです。セラミック矯正で美しく白い歯を手に入れた! と喜ばれるかもしれませんが、「その後のお手入れ」も大切です。

歯科医院での定期検診は必ずしも義務ではありませんが、美しい歯を手に入れたなら、その状態を長く維持するためにも、定期検診を受診したいところです。

大阪の西本歯科医院では、最新脳科学と東洋医学を併用し、ご自身の歯を可能な限り削らない、無痛治療をベースにしています。  

また、西本歯科医院では、「歯」を通じて、患者様が日常生活の中で笑顔を常に出し、輝く人生を送っていただけるお手伝いができればと考えております。

ぜひ一度、セラミック矯正について、ご相談ください。 


投稿者: 西本歯科医院


SEARCH



CATEGORY