2019.07.19更新

 

歯並びが悪いことによる問題点

歯並びが悪いとさまざまな問題が起こる可能性があります。

主な問題としては、まず見た目が悪くなってしまうことが挙げられるでしょう。

真っ白で歯並びがキレイな歯だと、コンプレックスなく、自然と笑顔になりますが、歯並びが悪いと歯が気になり、笑顔も出にくくなってしまいます。
また歯磨きがしにくくなるので虫歯や歯周病になりやすく、口臭の原因にもなります。

さらに噛み合わせが悪くなりますので、しっかりと食べ物を噛むことができなかったり、発音が悪くなってしまうことも少なくありません。

 

大人でも間に合う歯列矯正

現代人の顔はあごが細くなってきており、そのために歯が生えるスペースがなくなり、歯並びが悪くなってしまう人が増えているようです。

しかし、歯の矯正を行えばキレイな歯並びを手にすることが可能です。
「矯正治療」というと、子どもがするものと思っている方も少なくないようですが、子どもでなければできないということはなく、大人になってからでも全く問題なく歯の矯正を行うことができます。

また、矯正器具についても、銀色のワイヤーを歯に着けているものをイメージする人が多いと思います。確かにワイヤーの矯正器具は歯列矯正の基本的なものですが、近年は目立ちにくいさまざまな新しい矯正器具が登場しています。

大人の歯列矯正ではこのような目立ちにくい矯正器具を使って行う場合が多いです。
それによって、周囲の人からほとんど気づかれることなく、歯の矯正治療を行っていくことができます。

 

目立ちにくい歯列矯正器具とは?

目立ちにくい歯列矯正器具には、いくつかの種類があります。

たとえば、ブラケット部が透明なものやセラミックでできたものを使うことによって目立ちにくくする方法や、歯の表面ではなく裏側に矯正器具を取り付ける方法があります。

透明なブラケットやセラミックのブラケットを使った方法は、周囲に完全に気が付かれなくなるというわけにはいきませんが、それでもそれほど気にならない程度にはなり、矯正効果は普通のワイヤータイプと変わりません。

裏側矯正は矯正時間が少し長くなってしまいますが、周囲からはほぼ気づかれることがありません。
ただ、舌に触れてしまいますので、慣れるまで少し違和感があるかもしれません。

 

マウスピース矯正とは?

ワイヤーを使わない歯列矯正方法として「マウスピース矯正」もあります。

マウスピース矯正とは、その名の通り患者さんの歯の形を元に作られたマウスピースを歯に装着することで、歯並びを矯正する方法です。
歯が正しい位置へと動くたびに新しいマウスピースに替えることで、徐々に歯並びを矯正していきます。

マウスピース矯正の大きな特徴は、透明で柔らかなプラスチック素材でできているために、周囲からほとんど気が付かれることがないことです。
また、取り外しが自由ですので、食事のときや歯磨きをするときは外すことができます。

これはワイヤー矯正にはない大きなメリットです。マウスピース矯正をしながらホワイトニングを行うこともできます。

 

マウスピース矯正の種類について

マウスピースを使った矯正治療には、主に「インビザライン」と「アソアライナー」の2種類があります。

前者はアメリカのアライン社によって開発されたものであるのに対して、後者は韓国人の矯正歯科医・金泰元氏によって開発され、日本のアソインターナショナル社がライセンスを取得して製造している矯正装置です。

両者を簡単に比較すると、インビザラインの方が来院回数が少なく、広い症例に適応させることができるのに対して、アソアライナーは来院回数が多く、適応症例が少なくなります。

その反面、より高精度なマウスピースを作ることができるのがアソアライナーの方であり、費用も安く抑えることができるというメリットがあります。

アソアライナーの特徴

インビザラインは最初にマウスピースをまとめて作ってしまいますが、アソアライナーは治療ステージごとに歯型を新たに取ってマウスピースを作製しなければなりません。

その分来院回数も多くなってしまうのですが、逆により最適な形の高精度なマウスピースを作成することができるわけです。
アソアライナーを用いた方が良い症例としては、奥歯の咬み合わせに問題のない前歯部の歯列不正や後戻りの治療、さらにスペースの閉鎖などです。

詳しいことは、歯科医院にて診断する必要があります。
どちらでも大丈夫ということであれば、両者の特徴やメリット・デメリットを比較して決めると良いでしょう。

歯の矯正治療方法もさまざまに

アソアライナーの矯正方法では、1日17時間以上装着するということがポイントで、この時間さえしっかり守れば、どのタイミングで脱着しても大丈夫です。
また、脱着は歯科医師がいなくても、自分で行うことができます。

2週間おきに新しく歯型を取って、新しいマウスピースに交換するだけですので、そんなに手間はいりません。
定期的にマウスピースを交換することで、徐々に理想的な歯並びに近づけていくことができます。

歯の矯正の治療方法に関しては、今回取り上げたマウスピース矯正、あるいはワイヤー矯正、さらにはセラミック矯正などさまざまな方法が存在しています。

どの矯正方法が一番いいか、についていろいろと悩んでしまうかもしれません。そのような時はぜひ一度、大阪の「西本歯科医院」にお問い合わせ下さい。
歯列矯正を行って、ステキな笑顔で輝く人生を送っていただきたいと考えています。

投稿者: 西本歯科医院


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